龍の絵を描く
龍とは中国の想像上の生き物で、日本でも十二支の「辰」としてお馴染みですね。昔から中国文化の影響を受けている日本でも、数々の龍の絵が描かれてきたのです。
龍は絵のモチーフとしては、水墨画や浮世絵、陶器などといったジャンルで多用されてきましたし、今でも優れた作品が作られ続けています。想像上の生き物である龍は、実物を観察して描くわけにいきませんから、龍の絵を描きたい場合は、こうした作品を参考にしてみてください。
龍の絵を描く際、知っていたほうがいい知識の一つとして、指の本数が挙げられます。龍の指は、昔は、下記のようになっていました。
中国:5本~4本
朝鮮など中国の近隣諸国:4本
日本など中国からやや遠い国:3本
これは、古代中国では5本指の龍(五爪の竜)は皇帝をあらわしており、これが朝鮮に伝えられたとき4本指に、さらに日本に伝わったときには3本指になっていたということからきているのです。
もちろん今では、中国に皇帝はいませんから、5本指の龍を描いても何のお咎めもないわけですが、このことは知っていても損はないとおもいます。